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この記事では、Google ソリューションを活用して
①バーコードスキャンを用いた在庫管理の例を紹介します。
この記事は以下の方に役立ちます。
App Sheetの活用を検討している
App Sheetを活用した在庫管理を検討している
Looker Studioの活用を検討している
データを可視化して、業務を効率化・改善したい
活用するソリューションは以下の通りです。
App Sheet →Google社のノーコード開発プラットフォーム
Looker Studio →Google社のBIツール
目次
登場人物
仕入担当者 →商品や備品など自社で取り扱うアイテムを仕入れる人
倉庫担当者 →商品や備品などの入出庫を管理する人
管理者 →在庫状況を把握する人
アイテムとバーコードを紐づける方法
以下のフローを想定して説明します。
1.仕入担当者が仕入先の営業担当者へアイテム説明書を要求する。
→後述する3.で登録するアイテムの情報を把握するために要求します。
2.仕入先の営業担当者から仕入担当者へアイテム説明書が送られる。
3.仕入担当者がApp Sheetでアイテムの基本情報(アイテム名・カテゴリ・画像・バーコードなど)を入力する。
→バーコード項目の右端のボタンをクリックすると、カメラが起動し、カメラでバーコードを読み取ります。そうすると、以下のようにバーコードの文字情報を取得します。
4.完了。
バーコードスキャンを用いた入出庫管理の例
以下のフローを想定して説明します。
1.仕入先からアイテム(商品や備品など)が倉庫へ送られる。
2.倉庫担当者がアイテムを検品する。
3.倉庫担当者がスマホでバーコードをスキャンし、アイテム読取後、入庫(出庫)数量・入庫(出庫)担当者を入力する。
→バーコード項目の右端のボタンをクリックすると、カメラが起動し、カメラでバーコードを読み取ります。そうすると、以下のようにバーコードの文字情報・画像・アイテム名・在庫数が表示されます。
4.完了。
App Sheetで在庫の状況を確認する
管理者は、以下のような画面でアイテムごとの在庫数、入出庫履歴を確認することができます。ワンクリックで以下の画面に遷移することができるので、アプリの操作も簡単です。
Looker Studioで在庫の状況を確認する
App Sheetでも在庫の状況を確認することはできますが、Looker Studioを使って、在庫の状況を確認することもできます。
以下はピポットテーブルを活用して、日ごとの入出庫実績と販売実績を一覧で表示しています。
「期間を選択」を自由に指定することが可能で、例えば、前月の実績を確認したり、月初になったら前月の実績レポートをメール送信することも可能です。
終わり
Google ソリューションを活用して、バーコードスキャンを用いた在庫管理の例を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
今回はシンプルな在庫管理の紹介でしたが、ロット管理を取り入れたり、購買管理・販売管理と連動して在庫管理を行うことも可能です。
弊社は、中小企業の業務改善に注力しています。社内業務でお困りでしたら、こちらから
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他社への導入事例に興味がございましたら、こちらにインタビュー記事を用意していますので、是非ご覧ください。
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